ストレス軽減と生産性向上への道。ToDoリストとマインドフルネスの統合

皆さん、いきなりですが、TODOリストと聞いてどんな感想をもたれますか?仕事、プライベート関係なくメモ書きする習慣のある方ならもしかすると好意的なものかもしれませんが、

たまに会社で言われるけど、正直面倒だよな~

仕事はまだしもプライベートまでと言われるとこういった感想をもたれるかもしれませんし、そもそもTODOリスト自体に否定的なイメージをもたれる方もおられるでしょう。

でも、TODOリストは仕事もそうですが、プライベートでも必要なものだと私は考えています。

今回はそのTODOリストを作成することによって、ストレスの緩和、またマインドフルな生活を送れる理由を解説したいと思います。

こんな方にオススメ
  • 日々の生活で考え事に囚われてしまう。
  • やるべき事が多すぎて、頭がパニックになりやすい。
  • TODOリストの重要性がわからない。

TODOリストで「見える化」を・・・

TODOリストとは?

日々の業務で忙しいなか、やるべきことを整理しなければ抜け、漏れなどが発生してしまい、トラブルの原因となってしまいます。しかし、業務を小さく分け管理する方法に「ToDo」として業務を細分化する方法が挙げられます。これがTODOリストです。

また、この管理方法に優先順位を決め、さらに細分化することができます。

ちなみにこれを頭で整理しようとすると、

明日は会議があるだろ?だから今日中に資料作成を終わらせて・・・いやまてよ!まだA案件のプログラミング終わってないじゃん!だから~えーっと~

仕事においては就業時間中に日々の業務もあれば、イレギュラー(飛び込みなど)な案件も出てきたりするものですよね・・・こういった場合においても頭ですべて管理しようとすると、イライラがつのるばかりでなく、業務に支障をきたす原因にもなりかねません。

そこでこういった対策にTODOリストを作成、つまりやるべき事を「見える化」するという事をおすすめします。

私の経験より

これは私の経験談になるのですが、まだ心療内科に通院している頃、当時私のうつ病の状態は回復期が過ぎ、そろそろ慢性期にうつるタイミングでした。

そういったなか、私は昔からやりたかったカイロプラクターの資格をとるために勉強をしていたのですが、当然新しく覚える事が非常に多く、実技・知識と焦りながら学習を進めていた記憶があります。今考えればなぜそんなに焦っていたのか分かりませんが・・・。

そういった学習を進めている事を心療内科の先生に相談したところ、

今の学習方法を見える化して、何をいつ頃までにやるのか決めてみては?

このようなアドバイスをいただきました。

社会人生活から離れて再認識した「見える化」の重要性

たしかに私は会社員だった頃、いやいやではありましたが、その日1日の計画を決め、「何を何時までに終わらせるか」というタイムスケジュールを当たり前のように立ててきましたが、自宅療養中(2年半ほど)はそういった習慣を完全に忘れていました。

たしかに先生の言う通り、見える化ができていなかったのが日々のイライラを助長していたのだと認識しました。

見える化をしていない状態で学習していた時は

こんなに覚える事があるのに、まだ自分は序盤も序盤だ・・・。こんな事では社会復帰が遅れてしまう・・・

少しオーバーかもしれませんが、こういった不安に駆られる事がしょっちゅうありました。

でも、今日1日の予定、数週間の予定を漠然とでいいので立てていくと、上記のような不安もかなり改善されるようになり、むしろ予定を遂行している自分に自信さえつくようになったと思います。意外にこういうちょっとした工夫がストレス解消につながるものなのかもしれませんね。

TODOリストの作り方

さて、TODOリスト、予定の「見える化」の重要性を解説してまいりましたが、次にTODOリストの作成方法について紹介していきたいと思います。

なんでもOK!

結論から言うと、1日の予定、1週間の予定が見えれば正直なんでもOKです!実際、私は何か決まったフォーマットを使用してTODOリストを作成していたわけではありませんからね。

ただ、作成方法のコツを紹介するとすれば次のような事が挙げられます。

  • 各項目(例えば仕事、趣味、勉強など)についてやるべき事を挙げるだけ挙げていく。
  • その中から優先度、緊急度の高いものをリストアップし、優先順位を決める。

この2点くらいかな、と思います。

そしてメモ帳についてですが、メモ書きでもいいと思いますが、私はアプリを使ってTODOリストを作成・管理する事をおすすめします。理由としてはリスト項目の追加・削除がスムーズに行え、またきれいに清書する事ができるからです。どうしても日記と違って終わった項目や追加するものが頻繁に出てくると、メモ書きではぐちゃぐちゃになりがちですからね・・・。

もちろん、メモ帳アプリに関してはシンプルなものでも、項目毎にタブが分けられるものなど多機能なものでも何でもいいと思います。ちなみに私はシンプルなアプリを使用していました。とりあえず起動の速さを重視していましたからね。

マインドフルネスにも効果的

とにかく仕事、私生活の事など日々やることが多すぎて、頭の中が渋滞しがちなので

あ、仕事帰りにお惣菜買うの忘れてた!

こんな事もあろうかと思います。私もついTODOリストに追記し忘れると、こういった事はしょっちゅうですね・・・

やはり人はどうしても悩み事、考え事をしてしまう生き物なので、脳内のメモリもいつの間にかギュウギュウになってしまいます。「つい」「うっかり」ならまだいいですが、やるべき事を忘れていたために「致命的なミス」になっては後悔どころの話ではなくなってしまいます。

やはりこういったミスをできるだけ失くすためにもTODOリストを作成し、脳の使用範囲を減らしていく作業も必要になると考えます。

そのためにも例えば

明日、息子の塾の送り迎えがあるんだけど、急用ができたんだった。後で嫁にメールを送んなきゃ。リストに追加しておこう。

このようにやるべき事をひらめいた瞬間にTODOリストを更新するクセづけをつけると非常に良いと思います。

日々の生活でやるべき事に囚われて、マインドフルな生活を送れないのはもったいないですよね。やはりマインドフルネス(今ここに)に意識を向けるためにも、是非TODOリストを作成してみてはいかがでしょうか?

まとめ

最後にまとめです。

  • 私自身の経験より、TODOリストを作成することによってストレス低減につながった。
  • TODOリストを作成する際、漠然とでいいので予定を立てておく方がよい。
  • TODOリストの作り方のコツはやるべき事を項目毎に挙げていき、優先順位を決めること。
  • TODOリストの作成・管理はメモ書きでもいいが、スマホなどのデバイスで使い勝手のよいメモ帳アプリを使うのがおすすめ。
  • TODOリストの作成は考え事に囚われないため、またマインドフルな生活を送るためにも必要なファクトである。

以上です。

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