先日、骨盤のゆがみが病気に至る根本的な原因である事をフローチャートを用いて解説しました。
まずはそのフローチャート図を確認しましょう。
今回は②神経圧迫について解説します。
骨格模型による解説
普段、私が営んでおりますカイロプラクティック整体院で患者様に姿勢状態を説明するために用いる骨格模型を使って解説したいと思います。
正常な背骨では
それではまず正常な場合を見てみます。
上図にて左から後頭骨・背骨・骨盤とあります。これを真横から見てみると、
上図のように各椎間孔からきれいに神経(図の黄色のチューブ)がでているのがわかります。
背骨にゆがみがある場合
それでは次に背骨にゆがみがある場合を見てみます。
上図のように胸椎の7番目にズレがあると仮定しましょう。すると先ほどの正常なものと比べて神経はどのように変わるでしょうか?
上図は真横からみたものですが、指で示している神経がズレのある胸椎の隣のものと接触してしまい、神経が潰されてしまっているのがわかります。
これが神経圧迫です。
自律神経の不調へ
以上のように背骨にゆがみ(ズレ)があると自律神経が圧迫されるのが確認できたのではないかと思います。
さて、次回はここから自律神経の不調へとつながるメカニズムを解説いたします。
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