今回も「骨盤のゆがみから病気へつながるフロー」シリーズとして記事を作成させていただきます。
前回までは自律神経について解説しましたが、今回は骨盤のゆがみと「筋肉のこり」について解説いたします。
骨盤のゆがみから筋肉のコリに・・・
以前、骨盤がゆがむと骨盤内の仙骨にある姿勢調整機能により、背骨までゆがんでしまうお話しをさせていただきました。
骨盤がゆがみ、背骨がゆがんでしまうと筋肉はどうなってしまうのでしょうか?
例として広背筋をみてみましょう。
まず、上図のように物理的に筋肉体積が狭くなる箇所が出てくるため、その部分の筋肉が収縮する。つまり筋肉のコリ(肩コリ・首コリなど)となってしまうわけですね。
またもう一方、筋肉体積が広くなる箇所が出てくることによって、その部分の筋肉は伸びてしまうため、筋肉は弱くなってしまいます。
血行の問題へ・・・
以上が骨盤・背骨のゆがみから筋肉のコリへとつながる理由を解説させていただきました。
ご理解いただけたでしょうか?
筋肉のコリ(硬直)に関しては日ごろの作業姿勢、ストレス、筋肉の使い過ぎなど原因がいくつもありますが、骨盤のゆがみが根本的な原因になる事はあまり知られておりませんので、是非この機会に覚えておいていただけると幸いです。
次回は筋肉のこりから血行不良につながる理由を解説します。
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