睡眠をちゃんととれてますか?良い睡眠の条件3選

皆さんは普段の睡眠で心がけている事ありますか?

カイロプラクティックでは、身体の不調を改善するための重要度として、睡眠療法の割合が50%を占めるほど重要なものになります。

今回はそんな睡眠について、また良い睡眠の条件について解説したいと思います。

姿勢の悪い睡眠とは?

私の知り合いに

私、ふかふかの布団でないと眠れないのよねー

と以前おっしゃる方がおられたのですが、これって実は自分の姿勢が悪い事を露呈してしまっている可能性があるんですよね。

それはなぜなのでしょうか?

低反発マットレスの場合

まずは睡眠時にかかる身体の荷重についてみてみましょう。

下図のようにまず脚にかかる負荷が15%、そして胴体に77%(腰に33%、胸に44%)、そして頭に8%となります。

つまり、胴体に荷重がかかるため、布団が柔らかければ柔らかいほど胴体が沈みこんでしまうわけですね。

そして布団へ身体が沈み、普段の歪んだ姿勢に近いほど、「楽だ」と脳が錯覚してしまう。

これが柔らかい布団または低反発マットレスによる不具合だと言えるでしょう。

良い睡眠の条件

では良い睡眠の条件とはどんなものになるのでしょうか?

結論を言いますと、

  1. 深い睡眠ができる
  2. 寝返りがうてる
  3. 立ち姿勢と同じ正しい姿勢をキープできる

これら3つになります。

それでは1つずつ解説しましょう。

深い睡眠ができる

睡眠には「レム睡眠」「ノンレム睡眠」があり、レム睡眠から次のレム睡眠に移行するまでのサイクルが90分~120分周期で行われ、それが一晩で4,5回繰り返されます。

また一晩のうち、最も眠りが深いのが最初の1周期目にあり、その後図のように起床へ向かう毎に浅くなっていきます。

深い眠りの時に脳下垂体から成長ホルモンが分泌され、これが正常に行われる事で睡眠中に脳や身体の疲労回復が行われたり、あらゆる細胞の修復が行われます。

寝返りがうてる

また、これらレム睡眠・ノンレム睡眠の移行に密接な関係があるのが「寝返り」です。

寝返りは一晩のうち20~30回無意識に行われますが、寝返りは睡眠レベル(眠りの深さ)をスムーズに移行させる役割があると考えられます。

さらに寝返りの役割はそれだけに当てはまらず、上記にあった「身体にかかる荷重」で胴体に負荷がかかるのを軽減させる役割もあります。

低反発の布団ではこういった寝返りは期待できないので、特にこの寝返りの重要性は大きいと考えられますね。

立ち姿勢と同じ正しい姿勢をキープできる

そして最後に立ち姿勢と同じ正しい姿勢をキープできる事が挙げられます。

これは単純に悪い寝姿勢のイラストの角度を変えてみましょう。

上図のように悪い寝姿勢を垂直にたて、起床時に見立ててみると骨盤・背骨が歪んでしまい、当然立ち姿勢も悪くなってしまいますよね。

やはり立ち姿勢と同じく寝姿勢も正しく保つ必要があります。

次回は睡眠環境を整える方法を解説

以上が睡眠または良い睡眠の条件についての解説となります。いかがだったでしょうか?

それでは正しく眠りにつくためにはどういった睡眠環境を整えればいいのか、気になるところだと思います。

そこで次回は睡眠環境を整える方法を解説したいと思います。

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