前回、正しい睡眠とはどういったものなのかを解説いたしました。
今回は正しい睡眠に導くための条件について解説したいと思います。
高反発×波形構造
さて、それでは早速結論から申し上げますと、次の2点になります。
- 高反発マットレス
- 波形構造
以上です。それでは詳しく解説してまいりましょう。
高反発マットレスのメリット
前回、ふかふかの布団や低反発マットレスで睡眠する際、胴体に荷重がかかってしまうため、身体が布団に沈みこんでしまうといったお話をさせていただきました。
つまりここは、低反発ではなく高反発のマットレスの方がいいと考えられるでしょう。
高反発のものであれば、身体にかかる荷重が分散されるため、寝具に沈み込みにくくなり寝姿勢も崩れなくなると考えられます。
ただ、ここで誤解してはいけないのが、あくまでも高反発のマットレスであり、単純に硬いものではありません。
硬ければ硬いほど、身体に炎症を起こすきっかけになってしまいますし、さらにはいくら硬くても高反発のものでなければ結局身体が沈み込む事になるため、全く価値はありません。
このあたりはしっかりと見極める必要があります。
波形構造のメリット
そして、高反発のマットレスは最低限必要なものであり、姿勢は悪くなるわけではないですが、良くもなりません。
そこでさらなる睡眠の改良に必要になってくるのが、波形構造のついたマットレスです。
1つの波形構造に対して
ここでわかりやすく、まず1つの波形構造に対する解説をしてまいりましょう。
下図のように半円の物質に向かって餅のような柔らかい物質のものを落下させたと想定したと考えてみましょう。
すると、柔らかい物質は半円の物質に接触した後、上から押しつぶされるぺしゃんこになる事が想像できると思います。
これは上図のように半円の物質の頂点から左右に力が分散される事から起こる現象だと考えられるのですが、この原理を連続の波形に当てはめてみるとどうなるでしょうか?
連続した波形構造に対して
下図のように連続した波形構造に柔らかい物質を接触させてみると、伸張力が働くため、まっすぐに整える事が期待できます。
この柔らかい物質を人の身体に置き換えてみると、牽引力がはたらくため身体にストレッチがかかり、姿勢も良くなる事が可能となります。
もし疑問を感じたら
以上が正しい睡眠に導くための2つの条件の解説となります。いかがだったでしょうか?
まとめると、
- 高反発のマットレスを使用し、身体にかかる荷重を分散させる。
- 波形構造のあるマットレスを使用し、身体にストレッチをかける
以上となります。ただ、世の中にはたくさんの寝具があり、「本当にこれでいいのだろうか?」と不安になったりする事もあろうかと思います。
是非そういった際は、私が運営しております滋賀県守山市にある「カイロSHiGA」で上記の睡眠療法についてをはじめ、健康におけるカウンセリングを行っております。
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