運動療法だけではダメな理由
― なぜ“栄養”との組み合わせが必要なのか? ―
健康づくりや不調の改善において、「運動療法」はとても重要です。実際、体を動かすことで血流が促進され、筋肉や関節の働きが改善し、自律神経のバランスにも良い影響があると言われています。
ですが、 「運動だけでは足りない」 というのが現実です。
その理由のひとつに、「体の土台は“栄養”でできている」という事実があります。
- 運動しているのに効果を実感できない
- 健康のために何から始めればいいか迷っている
- 食事の内容が不安で、体にいい食べ方を知りたい
- 疲れがたまりやすく、回復に時間がかかる
なぜ栄養も必要なのか?

運動によって筋肉を刺激しても、それを修復・再生するためには“材料”が必要です。
この材料こそが、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素なのです。
例えば…
- 筋肉をつくるのに必要なのは「タンパク質」
- エネルギー代謝や神経伝達に関わる「ビタミンB群」
- 骨や関節、筋肉のバランスを保つ「カルシウム・マグネシウム」
- 炎症や疲労回復に関係する「亜鉛」や「ビタミンC」など…
これらが足りていない状態では、どれだけ頑張って運動しても、思ったように回復しなかったり、逆に疲れがたまってしまうこともあります。
栄養が不足している人が増えている?

最近では、「食べているのに栄養が足りていない」という“新型栄養失調”という言葉もあるほど。
忙しい現代人の食事は、炭水化物や脂質に偏りがちで、タンパク質やビタミン・ミネラルが不足している人がとても多いのです。
「ちゃんと食べている」つもりでも、
✔ 朝はパンとコーヒーだけ
✔ お昼は丼物やパスタ
✔ 夜はコンビニのお弁当
こういった食事では、栄養が偏ってしまうのは当然です。
カイロプラクティックの現場から
カイロシガ整体院でも「運動を頑張っているのに、なかなか変化がない」という方がいらっしゃいます。
よくお話をうかがってみると、栄養が極端に足りていなかったというケースも少なくありません。
運動+栄養(+必要に応じて手技療法)
この3つを組み合わせてこそ、体は変わっていきます。
まとめ
✅ 運動療法だけでは、体は変わりにくい
✅ 筋肉や神経、ホルモンの働きには「栄養」が不可欠
✅ 食事を見直すことで、運動の効果が大きく変わる
健康づくりは、「運動」「栄養」「休養(睡眠)」の三本柱が基本です。
もし、今の体の変化に物足りなさを感じているなら、“栄養の見直し”をしてみることをおすすめします。
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