「最近、呼吸が浅い気がする」「深呼吸してもスッキリしない」――そんな感覚はありませんか?
呼吸は無意識に行っているため気づきにくいですが、呼吸が浅いと体にさまざまな不調が現れます。
この記事では、呼吸の深さに関わる「横隔膜」と「肋間筋」の役割、そして浅い呼吸がもたらす弊害について、整体師の視点から解説します。
この記事はこんな方におすすめです
- 慢性的な疲労感や息苦しさを感じている方
- 肩こり・首こりがなかなか改善しない方
- 不眠や自律神経の乱れに悩んでいる方
- 姿勢の悪さ(猫背や巻き肩)が気になる方
- 呼吸を整えてパフォーマンスを高めたい方
横隔膜と肋間筋の役割

呼吸を支えているのは 横隔膜 と 肋間筋。この2つが連動して肺を広げ、酸素を体に取り込みます。
【横隔膜】
・上下に動いて肺を広げる
・腹式呼吸を担う
・リラックス呼吸に関わる
【肋間筋】
・肋骨と肋骨の間を動かす
・胸式呼吸を担う
・会話や運動時に活躍
横隔膜と肋間筋のどちらかが硬くなると、もう一方の働きも制限され、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いことで起こる弊害
【呼吸が浅い → 体に起こる悪循環】
酸素不足
↓
疲労感・集中力低下
↓
自律神経の乱れ
↓
不眠・動悸・冷え
↓
首肩こり・猫背
↓
さらに呼吸が浅くなる
弊害の具体例
- 酸素不足・疲労感
深い呼吸ができないと脳や筋肉が酸欠気味になり、集中力や体力が落ちやすくなります。 - 自律神経の乱れ
浅い呼吸は交感神経優位を招き、リラックスしづらく不眠や不安感を強めます。 - 姿勢悪化・肩こり
呼吸補助筋に依存することで首や肩の緊張が増し、猫背も進行します。 - 内臓機能の低下
横隔膜の動きが小さいと腹部臓器への刺激が減り、消化不良や便秘につながります。 - 精神的な影響
酸素不足と自律神経の乱れが重なることで、気分が落ち込みやすくなります。
まとめ
呼吸が浅いのは「横隔膜の硬さ」だけでなく、「肋間筋の柔軟性」「姿勢」「自律神経の状態」などが複合的に関わります。
呼吸の深さを取り戻すには、
- 横隔膜と肋間筋のストレッチ
- 姿勢改善
- リラックス法(腹式呼吸や整体ケア)
などを取り入れることが効果的です。
👉 カイロシガ整体院では、「呼吸と姿勢」「自律神経の調整」に着目した施術を行っています。
呼吸の浅さや不調でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
コメント