「首コリが取れない…」
「肩が凝って、仕事に集中できない…」
こうした悩みは、多くの方が抱える代表的な症状です。
しかし実は、
首コリや巻き肩は“自律神経の乱れ”と深い関わりがあります。
この記事では、姿勢と自律神経の専門として
多くの相談を受けてきた整体師の視点から、
その理由と改善方法をわかりやすく解説していきます。
- 首コリ・肩コリが慢性的に続き、改善方法を知りたい人
- 呼吸が浅い・寝つきが悪いなど、自律神経の不調を感じている人
- 巻き肩や猫背など、姿勢の悪さが気になっている人
- スマホ首・デスクワーク疲れに悩む女性・ビジネスパーソン
- 整体を受ける前に“原因を知っておきたい”という健康意識の高い人
首コリ・巻き肩は「呼吸の浅さ」につながる
巻き肩になると、肩が内側に丸まり、胸がつぶれた姿勢になります。
この状態が続くと…
- 肋骨が広がらない
- 横隔膜が動きにくい
- 深い呼吸ができない
- 吐く息も短くなる
つまり、呼吸が浅い状態がずっと続く ことになります。
呼吸が浅くなると、
交感神経(緊張モード)が働きやすくなり、
知らないうちに体がストレス状態に入ります。
呼吸が浅い → 自律神経が乱れやすくなる

浅い呼吸は、
「息苦しい」と感じなくても、身体に大きな影響を与えます。
- リラックスしにくい
- 寝つきが悪い
- イライラしやすくなる
- 不安感が高まりやすい
これはすべて、自律神経の乱れ のサイン。
とくに副交感神経(リラックス)の働きが落ちやすく、
疲れが取れにくくなります。
首コリ・肩コリは「血流」の問題でもある
巻き肩や猫背の姿勢が続くと、
首の後ろの筋肉が引っ張られ、血流が悪くなります。
血流が悪い状態は…
- 疲労物質が抜けにくい
- コリが慢性化しやすい
- 頭痛が起こりやすい
- 集中力が落ちる
などの不調につながります。
そして、自律神経は血流の影響を強く受けるため、
慢性のコリは自律神経の乱れと直結 します。
姿勢 × 呼吸 × 血流 × 自律神経は「1本の線」でつながっている

身体の調子が悪いと、
気持ちまでしんどくなることはありませんか?
それには理由があります。
姿勢が崩れる
→ 呼吸が浅くなる
→ 血流が悪くなる
→ 自律神経が乱れる
この流れが“1本の線”のようにつながっているからです。
つまり、姿勢が整うと
呼吸・血流が改善し、
自律神経も安定しやすくなるということ。
自分でできる改善方法(続けやすいものだけ紹介)
✔ 肩をゆっくり大きく回す
肩甲骨を動かすと呼吸が深くなりやすくなります。
✔ 胸のストレッチ(10秒〜20秒)
巻き肩の改善には胸の柔軟性が必須。
✔ 吐く呼吸を長めにする
副交感神経が働き、リラックスしやすくなります。
✔ 枕の高さを見直す
首の負担が大幅に変わります。
首コリ・巻き肩は「心身の健康のサイン」
首コリや巻き肩は、ただの筋肉疲労ではありません。
- 呼吸
- 血流
- 自律神経
- メンタル
これらすべてに影響を与える、
身体からの“サイン”でもあります。
少しでも不調を感じているなら、
早めのケアをおすすめします。
カイロシガ整体院では、
姿勢 × 呼吸 × 血流 × 自律神経
のつながりを大切にし、
お一人おひとりの身体に合わせた施術を行っています。
お気軽にご相談くださいね。

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